雨漏りや崩落などの危険を防ぐ!外壁工事をしたことない人にもわかりやすく解説

当サイトでは外壁工事をしたことがない人にもわかるように、工事をすることの利点や必要な理由を紹介しています。
工事業者による貼り替えや重ね貼りの対応が可能かどうかや、最もコストを抑えた塗装などを理解しておくことで安心して依頼できる業者を見つけるチャンスにつながるからです。
工事をすることでどんなメリットがあるのかなどを正確に把握することで、より一層安全性にこだわれます。
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雨漏りや崩落などの危険を防ぐ!外壁工事をしたことない人にもわかりやすく解説
- 壁の状況によって違う外壁工事の種類
- 外壁工事に適用できる助成金はある?
- 外壁工事が必要になる築年数とは?
- 外壁工事はDIYで自分でもできるか?
- 触って白い粉がつくようなら外壁工事を考え始めるサイン
- 目地の部分が割れてきたら外壁工事が必要
- ひびやそりかえりがあったら急いで外壁工事を実施
- 室内に雨のシミがあったら外壁工事が必要
- 外壁工事塗装は塗料によって耐久性が変わってくる
- 見た目を新しくしたいなら重ね貼りの外壁工事がおすすめ
- 外壁工事はそのまま住んでいても問題ない?
- 外壁工事は複数に見積もりをとった方がいい
- 外壁工事の見積りで注目すべきは費用より耐久性
- 外壁工事の見積もりは項目ごとに比較した方がよい
雨漏りや崩落などの危険を防ぐ!外壁工事をしたことない人にもわかりやすく解説
外壁工事を定期的に行ったほうがいい理由の一つに、雨漏りや崩落の危険性を防ぐことがあげられています。
外壁を古いままにしておくと、ひびや隙間から雨風が侵入し、家の建材を傷める可能性が高いです。
長期間放置しておくことで建材が腐敗し、家の崩落につながる可能性があります。
定期的に外壁工事を行うことで雨風が家の中に侵入することを防ぐ確率がアップし、安全に暮らし続けられるようになるため、工事を定期的に行ったほうがいいといわれているのは事実です。
壁の状況によって違う外壁工事の種類
壁の状態によって実は選択肢が違ってくるのが、外壁工事の種類だといえるのではないでしょうか。
築年数が10年程度でまだ塗装の劣化が見られるくらいであれば、塗装の塗り替えで済むことが多いです。
この時にひび割れなどの劣化を補修して耐久性の高い塗料を使用すると、塗り替え前よりも長い耐用年数に期待できます。
壁を撤去してから新しくする外壁工事は、作業の内容をあらわす通り張り替え工事と呼ばれています。
雨漏りが発生して内部にまで劣化が進行している場合は、防水性を回復する必要があるのでこの方法が選択されます。
外壁工事のついでに壁の種類や色が変更できるので、機能だけでなく見た目もリフレッシュ可能です。
重ね張りは撤去なしに新しい壁を上から貼りつけるやり方で、割りと選ばれている外壁工事です。
張り替えほどではなかったり、予算が限られていて費用を安く抑えたいといった場合に適していますから、いずれも施工の違いや適した壁の状況は明確で、選択に迷うことはまずないのではないでしょうか。
外壁工事に適用できる助成金はある?
住宅品質の向上は市民生活の安定や社会ストックとしての良質な住宅の確保につながるという観点から、多くの自治体では一定の要件を満たした住宅工事に対して助成金を支給する制度を設けています。
上手に活用すれば、工事費の節減に役立てることができます。
助成の内容は自治体ごとに異なりますが、おおむね共通しているのは資源保護や省エネルギーなど、社会全体にも良い影響をもたらすような工事が対象になっているということです。
内装や設備だけでなく、外壁工事もそうした対象に含まれています。
多くの自治体が実施しているのが、省エネルギー性能を高めるような外壁工事に対する助成です。
具体的には、遮熱性能や反射率の高い壁材や塗料を使った工事です。
これらの材料を使えば、室内の温度が外からの影響を受けにくくなるため、結果的にエアコン等の使用量を削減することができます。
また、劣化しにくい材料を使うことで、住宅の長寿命化に貢献するような工事に対しても助成金が支給されることがあります。
自治体によっては、新築・リフォーム両方に適用されます。
外壁工事が必要になる築年数とは?
外壁工事が必要とされる築年数は一般的に10年が目安ですが、実際のところはどうなのか気になるのではないでしょうか。
10年というのはあくまでも目安の1つなので、劣化が早ければ外壁工事のタイミングも早まりますし、逆に劣化が緩やかなら急ぐ必要はなくなります。
ただ築年数が10年目に差し掛かったら状態を確認したり、工事をすべきかどうか検討や判断を行うことは大切です。
劣化状態を評価するポイントの1つは塗装で、退色していて粉っぽく見えたり、手で触れて粉が付着するようなら要注意です。
また塗膜が剥がれたり壁に亀裂が入っていると、加速度的に外壁が劣化する恐れがあるので、先送りせず早めに外壁工事を検討した方が良いです。
他にもカビや苔、藻と錆の発生が外壁工事を判断する目安で、見ても分からない場合はプロに診断してもらうことをおすすめします。
塗料の塗り替え中に隠れている問題が表面化することもあるので、目安までまだ年数があると油断したり素人判断をせずにプロに相談するのが賢明ではないでしょうか。
外壁工事はDIYで自分でもできるか?
外壁工事は部分的な補修程度ならDIYでできなくもありませんが、全面となると作業量が多いので、経験がない人にとっては難しいのではないでしょうか。
そもそも工期と費用が掛かる専門的な外壁工事を考えると、素人が見よう見まねでできるものではないです。
少なくとも壁の洗浄と養生や下地の処理、下塗りや上塗りといった工程の意味とやり方を知ることが不可欠です。
当然ながら道具も揃えなくてはいけませんし、2階建てであれば足場も必要になってきます。
足場の組み立てにも専門性がありますから、DIY精神でどうにかなるものではないといえます。
ただ、資格を持っていたり現場作業の経験がある人は別で、必要なものや作業の注意点を知っていれば、外壁工事に挑戦してみるチャンスがあると考えられます。
未経験の素人であっても、経験者の協力が得られれば一緒に挑戦できますし、外壁工事を業者に任せずに仕上げられますが、少しでも失敗が不安なら素直にプロに任せるのが正解ではないでしょうか。
触って白い粉がつくようなら外壁工事を考え始めるサイン
家の外壁触って手のひらに白い粉がつくようになったら、いよいよ外壁工事を考えるサインだといえるのではないでしょうか。
この白い粉というのは塗装が劣化したもので、放置していると経年で更に劣化が進みやがて塗装の機能が失われます。
退色も進んでいる場合は、紫外線の影響によってこれらの劣化が生じている可能性が高いです。
外壁工事はいつかは必要になるものですし、サインを放置してしまうと、建物そのものにも影響が出始めるので注意です。
他にも壁の細かなヒビ割れが増えたり、大きくて長い隙間のようなヒビが観られる場合も、外壁工事を考えるべき切っ掛けとなります。
粉吹き減少は専門用語でチョーキングというので、まさに黒板に書くチョークに触れて付着するものを連想させます。
いずれにしても、放置して自然と回復したり状態が維持されることはありませんし、劣化は進行性で不可逆ですから、覚悟を決め手早めに外壁工事を検討し始めるのが賢明ではないでしょうか。
目地の部分が割れてきたら外壁工事が必要
外壁のつなぎ目が割れてきたことが気になっているという人もいるのではないでしょうか。
そのような場合には外壁工事をして直すことをお勧めします。もし放置した場合には、割れた部分から水分が侵入し建物を傷めてしまうことになりかねません、そうすると建物の耐久性が衰えてしまうことでしょう。
場合によってはカビの影響により、健康被害が出ることも考えられます。外壁のパネルはあえて隙間を開けて貼り付けられています。隙間なく並べてしまった場合には、破損することが考えられるからです。
この目地の部分に使われているものは温度変化や振動、それに紫外線などによって次第に劣化してしまうことが避けられません。
屋外の厳しい自然にさらされて、年月が経過すると目地が割れてきたり硬くなったりします。
そのため定期的に外壁工事をおこない、修復することをおすすめします。施工方法は大きく分けて上から新しいものを被せるものと、古いものを取り除いて新しくやり直す方法があります。
ひびやそりかえりがあったら急いで外壁工事を実施
建物にひびやそりかえりを確認したら、放置せずに外壁工事を実施する必要があるのではないでしょうか。
ひびは建物の劣化を意味する現象ですし、放置すると状態が悪化して最悪雨水の浸入とそれによる劣化の進行が懸念されます。
そりかえりも同様に早急な対処が求められる緊急事態なので、速やかに調査の上で外壁工事を実施するのが望ましいです。そもそも建物に何が起こっているのか分からない状況は不安ですし、放置しても何も良いことはないです。
サイディングのそりかえりは、構造体から浮いて脱落が発生する兆候なので、危機感を覚えず放っておくのは問題です。
頭に当たって怪我でもしたら大変ですから、発見次第すぐに周知すること、そして外壁工事の業者に問い合わせたり相談して現地調査をしてもらうことをおすすめします。
塗装の劣化も放置は建物の機能低下や寿命にも影響しますし、不動産の価値を下げてしまうことにもなり得るので、やはり急いで対処するのが正解ではないでしょうか。
室内に雨のシミがあったら外壁工事が必要
明らかな雨漏りに遭遇したことがなくても、室内に雨と思われるシミを発見したら、外壁工事の必要性が高いといえるのではないでしょうか。
通常だとシミになるほどの結露は発生しませんし、可能性を考えれば降った雨が隙間から入り込んで室内に到達したと想像するのが自然です。
外壁工事でこのような問題が解決するのか疑問に思う人もいますが、雨の影響があるのは何も屋根に限られないです。
水滴は隙間があれば入り込んだり伝わりますし、垂直の面であっても例外ではないわけです。
外壁工事はまさに、隙間を防いで根本的に問題を解決したり、再発を防ぐ方法の1つとなります。
理想をいえば屋根と一緒にセットで工事をするのが望ましく、隙間があれば防水施工と共に修繕するのがベストです。
外壁工事は問題を解決する為の原因の特定と、効果が実感できる優れた対処の実現に繋がりますから、室内に気になるものを見つけたら信頼できそうな業者に相談するのが良いのではないでしょうか。
外壁工事塗装は塗料によって耐久性が変わってくる
外壁工事の塗料は色々な種類もありますし耐久性にも関係してきます。
外壁を塗装する場合に特徴的な材料は3種類あります。
一般的ではないですが、一番低価格であり安い材料は、ウレタンを使用しているケースがあります。
次に、シリコンを使用する材料になります。シリコンはシャンプーなどの潤滑剤になり利用できます。
さらに上のグレードは、フッ素を利用します。このフッ素という材料は歯科医院などの虫歯予防のコーティングに利用するほど、外壁の塗装に関しても薄い被膜を長期間に渡り保持するとても高い耐久性になります。
このフッ素という材料は価格としては高額になりますが、外壁工事には最適な材料です。
他にも、外壁工事を行う上で機能性としては遮熱の機能を保持した材料もあります。
このように現状の塗装の状態での下地処理に加えて、上塗り材料を費用と効果のバランスから最適な商品を選ぶべきです。
これにより長期間に渡り快適な生活をする事が出来ます。
見た目を新しくしたいなら重ね貼りの外壁工事がおすすめ
外壁工事によって住宅の見た目を新しくしたいという希望があるものの、そのための費用はできるだけかけたくない人にとっては、重ね貼りとよばれる方法がおすすめです。これはすでに存在している外壁には手を付けずに、その上から新しい外壁材を重ねて貼っていく外壁工事の方法のひとつです。外壁工事といえば既存の外壁材はすべてはがして撤去しなければならないイメージをもちますが、実際にはそうとも限らず、上に重ねることを前提に開発された、軽量で丈夫な金属サイディングなどの部材もあります。こうした工法の特色から、一名ではカバー工法などともいわれることがあります。この方法であれば既存の外壁をはがす必要がありませんので、その分だけ工数がかからず、したがって費用や工期も劇的にセーブすることができるといったメリットが期待できます。もちろん現在の外壁材がそれほど劣化しておらず、上からカバーをしても支障がない場合に限られます。外壁材の種類は豊富で見た目をいろいろと選ぶことができるほか、断熱効果もアップするなどの副次的なメリットもあります。いっぽうでいくら軽量とはいっても住宅が従来よりも大きな重量を支えることになることに変わりはなく、耐震性能が低下するおそれはあります。
外壁工事はそのまま住んでいても問題ない?
外壁工事を検討する時に生じる疑問の1つといえば、工事中にそのまま住んでも良いか否かではないでしょうか。結論からすれば基本的には問題がなく、一般的には生活を続けながら外壁工事をすることになります。外壁工事と一口にいっても様々ですが、最も多い塗料の塗り替えであれば、高確率でそのまま住むことができます。理由は、外壁を壊して穴をあける工事ではないこと、古い塗料が剥がされても短期間で住宅に問題が生じる恐れはないことが挙げられます。ただ、作業中の音やニオイが気になることはあり得るので、窓を締め切ったりあえて外出するといった工夫は必要です。換気扇の使用も難しくなりますから、外壁工事は季節を選んで検討したり相談するのが良さそうです。エアコンは室内外の空気を入れ替えないので影響は小さいですが、室外機が空気中の塗料を吸い込むのは故障の恐れがあるので、実質的にエアコンは使えないものと理解するのが無難ではないでしょうか。
外壁工事は複数に見積もりをとった方がいい
車を購入するとき、欲しい車種が決まっていてもあえて競合車種も見積もりを取って、値下げを狙うテクニックがあります。これは外壁工事においても同じ効果を期待することができます。外壁工事をする業者の中にもさまざまなタイプがあります。建材メーカーの子会社や、足場工事を自社で行っているところ、とにかく小規模で外部から人を借りなければ工事ができないところもあります。それぞれ経営事情が違うから、同じ工事を依頼しても見積もりの金額には開きがでます。建材メーカーの子会社は、建材を安く入手できますし、足場工事を自社で行っているところはそのコストが安いです。それを顧客サイドから把握するのは難しいため、かかる金額を計算してもらうのが賢明です。また同じタイプの外壁工事を依頼しても、提案される工事内容が違うことがあります。特別な外壁材を入手できる業者は、それを使った工事を提案します。その業者の人と話をせずに、その情報を把握するのは難しいですから、連絡を取ることが重要なのです。
外壁工事の見積りで注目すべきは費用より耐久性
リフォームなどをするときに、外壁工事を挙げる方がいます。長年経過していると外壁の色が落ちてきたり、傷がついたりして見苦しくなります。そのようなときは専門業者にお願いして外壁工事をするといいです。一番大切なことは耐久性になります。見栄えがいいからと言って塗装だけだと劣化しやすくなるのです。耐久性を基本として持たせることが重要です。専門業者とよく話し合って進めていきます。一生住む家ですから、居心地のよい家に住みたいものです。くだんのような施工をしていくのです。お金がけっこうかかってきますが、それなりの対価がありますから安心してお願いしましょう。そのためには見積もりをしっかり把握しておくようにしてください。後で後悔してしまうとすべてが嫌になってきます。自分にとってはどのようなものがいいのかをしっかり把握しておくことがいいのです。自分のことですから計画をよく立てて進めることがいいに決まっています。
外壁工事の見積もりは項目ごとに比較した方がよい
外壁工事は複数の業者へ見積もりを取り寄せることで、納得できる形で依頼することができます。特に項目ごとに比較をしておくことでその業者ごとの特徴などが明らかになるため、確認しておきましょう。見積もりを取り寄せる場合、最低でも3社以上から取り寄せてください。3社以上でないと工事の相場を明確に確認できないからです。見積もりは全ての業者に同じ条件を伝え、安心して依頼できるかどうか項目ごとにチェックしてください。足場や高圧洗浄をはじめ、養生・コーキングなどに関してはとにかく慎重に確認することが必要です。足場などの単価があまりにも安い場合、きちんと現場を確認していないのではないかと疑問に感じる人も少なくありません。かといって高額すぎると選択することを避ける傾向があることも事実です。養生などの金額が違う場合、養生の範囲が正確かどうかなどを把握したうえで依頼することが良い結果につながります。満足できる形で外壁工事を依頼するためには細かな部分までよく確認したうえで依頼しましょう。